好きなビートルズの曲の全訳ブログ

ビートルズの曲を気ままに訳していきます

She Said She Said

(John Lennon & Paul McCartney)

 

She said

(彼女は言った)

"I know what it's like to be dead

(死ぬってどんなものか知っているわ)

I know what it is to be sad"

(悲しみってどんなものか知っているわ)

And she's making me feel like I've never been born

(そんなふうに言われたら この世に生まれてきてないような気分になっちまう)

 

I said

(僕は言った)

"Who put all those things in your head

(誰にそんな考えを吹き込まれたんだい)

Things that make me fffel that I'm mad 

(僕が狂ってると言わんばかりじゃないか)

And you're making me feel like I've never been born"

そんなふうに言われたら この世に生まれてきてないような気分になっちまう

 

She said, "You don't understand what I said

(彼女は言った“あなたはわかってくれないのね”)

I said "No, no, no, you're wrong

(僕は言った“ああ わからないね 君は間違ってるよ”)

When I was a boy

(僕が子供のころは)

Everything was right, everything was right

(なにもかも快適で 悩みなんてなかった)

 

I said

(僕は言った)

"Even though you know what you know

(“君が何を考えようと勝手だが)

I know that I'm ready to leave

(僕はもうほとほと嫌気がさしたんだ)

`Cause you're making me feel like I've never been born"

(君と話をしてると この世に生まれてきてないような気分になっちまう”)

 

She said

(彼女は言った)

"I know what it's like to be dead

(死ぬってどんなものか知っているわ)

I know what it is to be sad"

(悲しみってどんなものか知っているわ)

 

 

 

この曲は1966年に収録されたアルバム『リボルバー』に収録された曲。

ジョンの甘く伸びのある歌声に聴き惚れてしまい、気が付けば頭の中で

"She said~ She said~"と繰り返されるほど頭に残る曲。

 

この曲はドラッグを使用して意識を失ったジョンに対して、意識が戻った時にアメリカの俳優ピーター・フォンダが言った一言「I know what it's like to be dead(俺は死ぬってどんなものか知っている)」を基に作られたと言われている。

当初のタイトルは『He Said』だったようだが直接的すぎるのでSheに変えたらしい。